2024 年春入社の採用活動を本格的にスタートされている企業様が多くいらっしゃいます。
新入社員の受け入れにあたって、新入社員の気持ちに寄り添いながら指導したいと思う一方で、何について悩んでいるのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「新入社員が抱えやすい不安や悩み」について知っておくことは、成長を促すことはもちろん、早期退職を避けるうえでもとても大切だと思います。
そこで今回は、若手社員に対して「就職活動・新入社員の頃に感じたこと」に関するアンケート調査を実施してみました。
新入社員の頃に抱えていた不安や悩み、どんなときにやりがいを感じていたのか。アンケートの結果から見えてきた「新入社員の受け入れで準備するべきポイント」についてご紹介いたします!
新入社員が抱える不安や悩みとは?
■入社当時の「不安」として「職場の人達と上手くやっていけるか」が最多
「入社当時の『不安』として、どのようなものがありましたか?」という設問に対しては、「職場の人達と上手くやっていけるか」という回答が最多でした。この結果から新入社員にとって特に不安に感じているのが「職場の人間関係」に関することがわかります。
また、「仕事についていけるか」といった自分の能力に不安を感じていたり、「生活や環境の変化に慣れることができるか」といった学生から社会人になった際の生活環境の変化に対して不安を抱えている方が多くいらっしゃいました。
■入社当時、会社側に実施してほしかったこと・あって良かったと思うこととは?
「入社当時、会社側に実施してほしかったこと・あって良かったと思うことは何ですか?」という設問に対しては、「上司や先輩社員との親睦会」「社内見学」「OJT」といった人間関係の構築の機会と実際に業務に使う知識やスキル習得に関するサポートが求められていることがわかりました。
これらは前問の入社当時の不安(職場の人間関係や自分の能力に対する不安)とリンクする結果となっていることがわかります。
新入社員の受け入れにあたっては、新入社員が組織や配属先に早く馴染むためにも、配属先の上司や先輩社員とのコミュニケーションの場を設けたり、実際の業務に使う具体的な知識やスキルを習得できるようなサポート・育成体制をしっかりと整えることが大切です。
■「入社して良かった」と感じる瞬間はどんな時ですか?
「入社して良かったと感じる瞬間はどんな時ですか?」という設問に対しては、「仕事の幅が広がった」という回答が最多でした。また、「お客様に感謝された」「上司・先輩に褒められた」「好きな事や得意な事を活かせた」といった回答も多かったです。
このことから、自己成長する機会が得られたり、誰かの役に立っているという実感や自分が持っているスキルを仕事に活かすことができたといった成功体験が、この会社に入社して良かったと感じるポイントなのではないでしょうか。
【番外編】就活時に参考にした情報源・知りたかった企業の情報は?
番外編として、就活時に志望企業の研究で参考にしていた情報源は何なのか、どんな企業の情報を知りたかったのかについてのアンケート調査も実施してみました。
■就活時に志望企業の研究で参考にしていた情報源は「企業のホームページ」が最多
企業研究を行なう際の情報源として「企業のホームページ」がもっとも多く、続いて「就職情報サイト」「会社説明会・イベント」といった回答も多かったです。企業の情報収集はほとんどインターネット上でおこない、その中で気になった企業については会社説明会やイベント等のリアルでの情報収集を行っていることが多いと思います。
では就活生は実際にどんな情報を集めたいと思っているのでしょうか?
■就活時に特に知りたかった企業の情報は?
「就活時に特に知りたかった企業の情報は?」という設問に対しては、「社風・雰囲気」がもっとも多く、続いて「給料」「福利厚生」「仕事・事業内容」「現場社員の話」「社員の1日のスケジュール」といった入社後の生活をイメージできるものが多かったです。
採用活動において「入社後にどのような環境で仕事ができるのか」を就活生にイメージしてもらうことは、入社後のミスマッチを減らすことにもつながります。企業のホームページや就職情報サイト、会社説明会などではこういった情報を積極的に提供することが大切になると思います。
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