新型コロナウイルス感染症の流行が続いて、いつ誰が感染するかわからない状況です。感染対策も大切ですが、感染してしまった場合の療養に備えて準備をすることも大切だと思います。
今回は、過去に自宅療養をしたことがある人からお話を伺い、「困ったこと」や「今できる対策」についてご紹介します。
一番困ったこと:日用品や食品のストックが足りなかった
新型コロナウイルス感染症に感染すると、本人はもちろん、家族が陽性者になった場合でも、同居している場合は濃厚接触者に該当する可能性が高いことから、外出ができず買い物に行くことが難しくなります。そのため、日用品や食品のストックが足りなくなり、大変な思いをしたという方がほとんどでした。
特に、あれば助かったものとして…
・ゼリーや果物など体調がすぐれないときでも食べやすいもの
・使い捨て用品(紙食器・割り箸・紙コップ・手袋等)
・乳幼児や高齢者がいる世帯で必要な日用品や食品(ミルクや離乳食、おむつ等) など
水分補給のための飲料や体調がすぐれないときでも食べられるもの、各家庭で必要な日用品などを事前に家族で相談・リストアップし、もしもの場合に備えて通常よりも多めに(目安:約2週間分)ストックをしておいた方がいいようです。
【備えておきたい食品・日用品の一例】
食品 | 飲料水( スポーツ飲料、経口補水液など)、ゼリー系飲料、レトルト食品、缶詰(果物等)、即席スープ、インスタント味噌汁、冷凍食品、主食(お米やうどん)、菓子類など |
日用品 | ゴミ袋 、ティッシュペーパー 、トイレットペーパー 、アルコール消毒液 、使い捨て用品 (紙食器・割り箸・紙コップ、手袋) 、総合風邪薬・胃腸薬などの市販薬、氷枕や保冷剤、検査キット、 乳幼児や高齢者がいる世帯で必要な衛生用品(ミルクやおむつ等)、洗剤・石鹸 など |
食品や日用品の備蓄に役立つ「ローリングストック」について
「ローリングストック」とは、普段の食品(主食やおかず、飲料水や果物など)を多めに備蓄しておき、賞味期限が来る前に消費して、消費前に新たに買い足すことで、常に一定量の食品を保管しておく方法です。
また、食品だけでなく、マスクやアルコール消毒液などの衛生用品も同様に備蓄しておくと安心です。
「ローリングストック」は災害時にも役立ちます。いざというときのため、この機会にぜひ備蓄の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
ストレスや疲れが溜まってしまう
家に居てもマスクをしたり、手洗いやアルコール消毒を頻繁にしたりなど、家庭内感染を防ぐために気をつけなければならないことが多く、ストレスや疲れを感じてしまう方もいらっしゃいました。
また、「子どもの方が早く症状が回復し、元気ではあるが、外に出て遊べずストレスを感じた」「重症化しなくて良かったが、長期的に外出できないのは精神的につらかった」という方も多かったです。
外に出られないストレスを発散できるよう、リフレッシュできるようなアイテムを用意したり、子どもが少しでも楽しめるような環境・好きなお菓子などを用意しておくといいかもしれませんね。
家庭内感染を防ぐためにやったこととは?
家庭内感染を防ぐために、以下のような取り組みされたようです。ぜひ参考にしてみて下さい。
・マスクの着用、手洗いやうがい、手指の消毒を行う
・定期的に換気をする
・部屋を分け、個室にする
・食事の際は、使い捨ての紙食器や割り箸、紙コップを使用する
・ドアノブや手すり、トイレなど共有部分の消毒を行う
・ゴミ(鼻をかんだティッシュなど)の取り扱いに注意する→ゴミの密閉、直接触らないように使い捨て手袋を使用
・移動時に同居家族と連絡を取り合い、できるだけすれ違わないようにした
各自治体が実施する買い物支援やネットスーパーの利用
自治体によって、コロナ感染等で生活に必要な日用品や食品等の調達に困った際、買い物代行サービスを実施しているところもあります。
また、インターネット上で食品などを注文できる「ネットスーパー」を利用している方もいらっしゃいました。
自宅療養等で買い出しが困難になってしまった際、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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